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更新日:2022年3月7日
点検が行われず、長期間放置し、腐食が激しく進んだ消火器を操作(レバーを握って消火剤を放出させる行為)したことにより、消火器が破裂し受傷する事故が全国的に相次いで発生しました。
腐食の進んだ消火器は、絶対に操作しないでください。
消火器は、初期消火に非常に有効なものですが、取扱いを誤ると思わぬ事故になります。事故を起こさないために、そしていざというとき使用できるように、消火器の適正な保管と日常的な点検を行ってください。
黒く変色している消火器 |
底の塗装がはがれた消火器 |
ふたが破損している消火器 |
老朽化消火器の破裂事故の発生状況や消火器の取扱いについてはこちらをご覧ください。
総務省消防庁「消火器の取扱いについて」
http://www.fdma.go.jp/html/life/shokaki/atukai/index.html(外部サイトへリンク)
さびやへこみなどが生じているものは絶対に使用せず交換をお願いいたします。
容器内の消火粉末は、長い間放置したり、湿度の多い場所等に設置していると固まる可能性があり、いざ使用する時に消火粉末が出てこないおそれがあります。定期的に消火器を傾けて、容器内の粉末がサラサラ動いているか、耳を近づけて聞いてみましょう。
現在お持ちの消火器を廃棄する場合は、「既販品用消火器リサイクルシール」を下記の特定窓口(消火器販売店等)で購入し、消火器に貼り付け、特定窓口にお持ちください。
なお、2010年1月以降に製造されている消火器は、消火器リサイクルシール付で販売されています。
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株式会社播州商会 | 0791-42-4032 |
三協防災株式会社 | 0791-43-8180 |
消火器の回収、リサイクルについてはこちらをご覧ください。
(社)日本消火器工業会及び(株)消火器リサイクル推進センター
http://www.jfema.or.jp/(外部サイトへリンク)
エアゾール式簡易消火具とは、家庭内で発生した比較的初期段階での小火災を想定した簡易消火具であり、片手で操作でき、消火剤と噴射のための加圧ガスが入っており、ご家庭で使われているヘアスプレー品とほとんど同じ構造です。
防災設備機器メーカー、ヤマトプロテック社製のエアゾール式簡易消火具の一部において、製造工程上の不具合により容器内面の腐食が進み破裂する事故が発生しています。
エアゾール式簡易消火具は、消火薬剤を噴射することで、容器内の圧力が下がり破裂の危険が排除されるため、同社は消費者自身での薬剤放出及び廃棄処分を依頼しています。
詳しくは、ヤマトプロテック株式会社お客様相談窓口0120-801-084
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