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更新日:2024年9月20日
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律では、特定外来生物による生態系、人の生命もしくは身体または農林水産業に係る被害を防止するために、問題を引き起こす海外起源の外来生物を特定外来生物として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入といった取扱いを規制し、特定外来生物の防除等を行うこととしています。
また、兵庫県では、県内において特に影響が大きいと考えられる外来生物をリスト化し、これらへの基本的な対応方策をわかりやすくとりまとめた「生物多様性に悪影響を及ぼす外来生物への対応」を作成し、外来生物への基本的な対応方策の普及啓発を進めています。
セアカゴケグモは赤穂市内でも発見されており、発見した場合は噛まれないように注意して駆除してください。
ヒアリは平成29年5月26日に国内で初めて確認され、その後も海外からのコンテナに紛れ込んで侵入し、赤穂市では発見されていませんが、各地の湾岸地区やコンテナヤード付近で発見されています。
クビアカツヤカミキリは、サクラ・ウメ・モモ・スモモ等の主にバラ科の樹木に発生し、枯死させる特定外来生物です。
大変繁殖力が強く、幹や枝などに産卵し、幼虫が樹木の内部を食い荒らすため、食害が進むと樹木が枯死し、ウメ・モモなどの果樹園では、農業被害が発生するおそれが、公園や街路樹等では倒木などの被害が発生するおそれがあります。
兵庫県では、令和4年6月に明石市で初めて成虫が発見されました。その後、神戸市、芦屋市、西宮市、三田市でも成虫、フラス(木くずと幼虫が排出するフンが混ざったもの)が発見されるなど、これまでに5市で被害が確認されています。
成虫は、5月下旬から8月にかけて見られます。フラスは3月下旬から11月にかけて、サクラなどの木の根元などで見つかる場合が多いです。
県内での被害を防止するためには、早期発見・早期防除が重要であることから、兵庫県ホームページおよびチラシをご覧いただき、クビアカツヤカミキリの成虫やフラスを発見した場合は、目撃情報通報フォームから兵庫県環境部自然・鳥獣共生課へ通報をお願いします。
目撃情報通報フォームURL:https://arcg.is/1fS1TS
上記のQRコードをスマートフォン等で読み取って通報をお願いします。また、通報は電話やメールでも受け付けています。
兵庫県環境部自然・鳥獣共生課
TEL:078-362-3389
FAX:078-362-3069
mail:shizenchoujuupref.hyogo.lg.jp
(注意)スパムメール(迷惑メール)対策のため、一部を画像としています。
ナガエツルノゲイトウは、ため池や河川などに生育しやすい水草です。一度定着すると爆発的に繁殖し、洪水被害、農業被害等のおそれがあります。
兵庫県では阪神地域、東播磨地域、淡路地域に侵入しています。
オオキンケイギクは全国的に野生化しており、在来生態系への影響が危惧されています。
アレチウリは、北アメリカ原産のウリ科の一年生草本で、全国の河川敷、林縁、荒地などに繁茂しており、アレチウリが大量にある場所では、他の植物がほとんど生育しないなど河原の固有種との競合や駆逐のおそれがあります。
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