(目的)

第1条　この規則は、社会保障の理念に基づき、学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する特別支援学校に在学する心身に障がいのある児童及び生徒に対し就学資金を支給することによつて、その健やかな成育と福祉の増進に寄与することを目的とする。

(就学資金の支給)

第2条　市内に居住する家庭の子女であつて、特別支援学校に在学する者に、就学資金を支給する。

(就学資金の額及び支給期間)

第3条　就学資金は、年額18,000円以内とし、支給期間は、支給の決定を受けた日の属する月から特別支援学校の修業期間を終了する月までとする。

(就学資金の申請)

第4条　就学資金の支給を受けようとする者は、特別支援学校就学資金支給申請書(様式第1号)に、その者が在学する特別支援学校の長の発行する在学証明書を添えて、市長に提出しなければならない。

(就学資金の支給の決定)

第5条　就学資金の支給の決定は、前条の申請に基づいて必要な調査を行い、市長が決定する。

(就学資金の支給方法)

第6条　就学資金の支給の時期は、毎年7月、12月及び3月に、それぞれ当該学期分を月割計算により支給する。

(就学資金の受領者)

第7条　就学資金は、受給者の保護者に支給する。

(異動の届け出)

第8条　就学資金の支給を受けている者は、次の各号の一に該当するにいたつたときは、10日以内にその旨を届け出なければならない。

(就学資金の支給廃止又は休止)

第9条　市長は、就学資金の支給を受けている者のうち、次の各号の一に該当すると認められるときは、就学資金の支給を廃止することができる。

(補則)

第10条　この規則の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。